診療紹介
中央診療施設の一部門である技工室は、歯学部6年生が臨床実習を行い、卒後研修医が使用している「第一技工室」と医員や助手等の教室員が使用する「第二技工室」、そして歯科技工士が業務する「技工士技工室」の3部門から構成されています。
歯科技工とは、義歯・顎義歯・冠橋義歯・インプラントプロテーゼ・エビテーゼ・床矯正装置・小児歯科用装置・スプリント・外科用シーネ・インレー・オンレー等々いわゆる技工物全般の製作を行う業務であり、技工室ではこれらの技工物が作製されています。
特色ある技術としては高度先進医療としてのインプラント治療を始め顎関節症・金属アレルギー・閉塞型睡眠時無呼吸症候群などの専門的な技術サポートを挙げることができます。特にインプラント技術に関しては、全国立大学法人病院の中で最高水準の技術を誇っています。
本院は、徳島県や四国地区での地域歯科界の中核病院であり、患者様の信頼性や期待が大きいことは言うまでもありません。したがって技工室で作製する技工物はその責務を担っており、他との技術的な差別化を図るために、アカデミズムに則った最新で最高技術の提供を行うことをモットーとしています。
特色ある技術
[インプラント関連]
「即日インプラント」に関しては最高水準の技術を有しており、飢時間後、つまり1日で患者様にドラスティックな変化をもたらす修復が行われます。この最先端医療技術はチーム医療の成果でもあります。
[アプネア装置関連]
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者様に対する装置としてUCLA型の改良を行い患者様からは高評を得ています。
[義歯及び顎義歯関連]
いわゆる難症例に匹敵する義歯の作製に関しては、専門医と歯科技工士のチーム医療による独自の技術によって問題の解決を図っています。
[アタッチメント関連]
局部義歯に対する審美的な維持装置としてのアタッチメントの開発・応用は、審美歯科に対する患者様の満足度をアップする技術の一環であり高評を博しています。
[金属アレルギー関連]
近年、金属アレルギーを有する患者様は増加傾向にありますが、斬新な技工技術の導入によって金属以外の材料による修復を行うことができます。