診療紹介
診療紹介 ER・災害医療診療部は、2010年4月に新設された寄附講座です。
◆診療方針◆
徳島大学の救急集中治療医学講座と、徳島県立中央病院のER・ICUが連携を深め、徳島県の救急・災害医療、集中治療のレベルアップ、人材育成に貢献していきます。診療を通じて、医学生、研修医、ローテーターに対し、救急・災害医療、集中治療の面白さ、重要性を伝えていきます。遅いようでも学生時代からの人作りを地道に続けるしかないと考えています。いつの時代にも通用する教育原理は「後輩の目標となる先輩」であり、「ベッドサイド教育」です。
卒後研修、専門医研修における目標は、救急・災害医療、集中治療を一貫して担当できる医師を育てることです。救急・集中治療の役割は近年ますます大きくなっています。中央診療部門として、様々な診療科から評価され、誇りのもてる救急医、集中治療医を育成しなければなりません。そのため、救急・集中治療を通じて全身管理ができることを目標とします。たとえば、救急医療を実践したい人は県立中央病院ERで、集中治療を学びたい人は、徳島大学病院ICUで教育研修を受けるというプログラムを作って交流を深めていきたいと考えています。