診療紹介
【栄養部の業務について】
○栄養部の主な業務は、入院患者さんへの食事提供であるフードサービスと、栄養食事指導も含め入院から退院後を含めた栄養管理です。
・食事は治療の一環として重要な役割を担い、同時に入院中の患者さんにとっては楽しみのうちの一つでもあります。糖尿病や高脂血症(脂質異常症)、高血圧症などの生活習慣病や、腎臓病などの治療には食事療法がとても重要です。そのためには、個々の患者さんの病状に応じたきめ細かな対応が必要となります。「安全で安心した美味しいお食事」が継続的に提供できるように、部員一同励んでいます。
・栄養管理業務として、医師や他の医療スタッフと一緒に栄養サポートチーム(NST)の一員としてチーム医療を行っています。管理栄養士の立場から患者さん個々の栄養状態に応じた提案を行っています。
・医師の指示に基づき、腎臓食、肝臓食、糖尿食、高血圧食などの食事療法や、食習慣改善について栄養食事指導を実施しています。個々の患者さんにあわせ、治療に必要な食事のとり方について具体的にアドバイスさせていただきます。管理栄養士が食生活における不安や疑問にお答えし、食事療法への理解を深めるお手伝いをしています。
【栄養サポートチーム(NST)について】
当院では、医師・歯科医師・看護師・薬剤師・管理栄養士などが専門性を活かし、チームで栄養サポートを行っています。入院中、NSTへ依頼のあった患者さんに対し、適切な栄養療法を主治医に提案し、栄養状態の改善をめざします。
【専門・認定資格について(2024年12月現在)】
・病態栄養専門(認定)管理栄養士:5名
・がん病態栄養専門管理栄養士:2名
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士:1名
・肝疾患病態栄養専門管理栄養士:2名
・肝炎医療コーディネーター:2名
・日本糖尿病療養指導士:3名
・徳島県糖尿病療養指導士:5名