診療紹介
【紹介】
徳島大学病院がその目標の一つとして掲げる「高度先端医療の開発と推進」を進めるには、患者の皆様のご協力を得て研究者が行う「治験」や「臨床研究」などの実施基盤を整備することが必要です。
1999年に治験管理センターとして発足された当部署は、2002年に臨床試験管理センターへ、2015年には経理調達課臨床研究支援係が当部署へ併設され、2020年に総合臨床研究センター、そして2026年に臨床研究推進部と名称変更を行い、役割を拡大しております。
【体制・運営方針】
臨床研究コーディネーター部門、臨床研究管理部門、レギュラトリーサイエンス部門、難病・希少疾患部門の4部門が連携しながら業務を行っています。
臨床研究コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)部門は、治験や臨床研究を支援する専門職であるCRCを中心に、科学性、倫理性、信頼性の確保を目的に活動しています。看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士が活動しており、日本臨床薬理学会にて制定された認定CRCを有します。
臨床研究管理部門は、医師等の研究者主導で行われる臨床研究の質の高い実施推進を目指す部門です。信頼性を中心とした基盤整備と管理面の強化を勧め、研究者教育と個別相談対応を基本業務としています。臨床研究コーディネーター部門とともに、医師主導治験への対応も行っており、治験調整事務局としての役割も継続しています。
レギュラトリーサイエンス部門は、研究シーズ段階の支援として、臨床で生まれるニーズを現場目線で捉え、臨床研究に向けた開発戦略(研究立案や外部資金取得促進など)の支援を行います。また、社会実装における支援として、社会への学術的成果の発信の支援を行います。臨床研究管理部門とともに、臨床研究法下の特定臨床研究を支援しています。
難病・希少疾患部門は2025年から新たに設立され、難病・希少疾患領域における国際レベルの臨床研究の実施における支援を行います。
また、臨床研究支援係と協働で、治験事務局として治験依頼者への対応窓口を担い、各書類の受付・作成・管理等、治験を実施する上で必要な手順の整備を行っています。また、徳島大学病院治験審査委員会(IRB)、徳島大学病院生命科学・医学系研究倫理審査委員会(EC)、徳島大学臨床研究審査委員会(CRB)を担当し、各委員会がスムーズに運営されるよう支援を行っています。
●特徴
e-learningを提供し、治験・臨床研究に関する研究者のスキルアップに寄与しています。また、院内での臨床研究関連の相談業務なども行っております。
治験や臨床研究が医療の進歩に不可欠の過程であることを多くの方々に知っていただくことが重要と考え、徳島大学病院フォーラムでのブース展示、市民講座への参加などの啓発活動にも力を入れています。
