患者さん向け
「徳島大学病院フォーラム2012春」を開催しました
平成24年2月18日、本院はあわぎんホールにおいて「心臓血管病とがん」をテーマに、市民公開講座「徳島大学病院フォーラム2012春」を開催しました。
本フォーラムは安井夏生病院長の挨拶に始まり、第一部では、北川心臓血管外科科長司会のもと、「心臓血管病に対する低侵襲血管内治療」をテーマに、若槻循環器内科副科長、藤本心臓血管外科外来医長、菅野同病棟医長による講演が行われました。狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、大動脈解離、下肢動脈閉塞症及び下肢静脈瘤等の生活習慣に根ざした心臓血管病に対して、 “カテーテル”、“ステントグラフト”等をキーワードにめざましく進歩してきている「低侵襲血管内治療」についての講演に、約800名の参加者は熱心に聞き入っていました。
第二部は、福森がん診療連携センター長司会のもと、食道がん、大腸がん、すい臓がん、血液のがん、皮膚がんをテーマに、それぞれの専門医が外科的、内科的見地から最新の診断・治療について講演を行いました。また、昨年四国で初めて同大病院に導入されたダ・ヴィンチを使用したロボット補助下手術について、福森センター長より紹介がありました。
本フォーラムは本年で6回目となりますが、短時間で様々な疾患の先進医療について取りあげる内容の濃い講演会であるため、参加者は幅広い知識を得られ、病気の早期発見につながることが期待できる貴重な機会となっています。