患者さん向け

「徳島大学病院フォーラム2012秋」を開催しました

 平成24年10月14日、本院は、ホテルクレメント徳島において市民公開講座「徳島大学病院フォーラム2012秋」を開催し、約750名の県民の方々に参加いただきました。
 本年で第4回目となる今回は、安井夏生病院長の挨拶に始まり、テーマを「~高血圧―生活習慣病改善のコツ~」と題し、5名の先生方が講演を行いました。最初に、佐田政隆本院循環器内科長より「睡眠時無呼吸症候群とは?―睡眠を改善して、高血圧・心臓病・脳卒中を防ぐ―」と題した講演があり、高血圧と睡眠時無呼吸症候群との関係や睡眠時無呼吸症候群の治療などについての説明がありました。続いて、谷佳子本院栄養部管理栄養士及び小原繁大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授より、食事や運動などで高血圧を防ぐ方法についての講演があり、また、岡久玲子大学院ヘルスバイオサイエンス研究部助教からは、昨年及び一昨年に本フォーラムに参加された方のアンケート結果の分析について説明がありました。最後に猿田享男慶應義塾大学名誉教授が、高血圧のリスクとその対策についての講演を行い、生活習慣改善の重要性や家庭での血圧測定の注意点などの説明に、参加者は熱心にメモを取っていました。
 会場では、家庭の味噌汁測定コーナー、血圧測定コーナー及び踏み台を使ったステップ運動を体験できるコーナーを設け、講演の合間に多くの方々が参加していました。
 「徳島大学病院フォーラム秋」は、生活習慣病に焦点をあて、正しい医学情報を県民に届けることを目的に開催しています。本年度も、多くの方のご協力により、盛況のうちに終了することができました。

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