再生医療細胞調整センターとは

高度な技術を要する細胞調整(再生医療に必要な幹細胞・前駆細胞・体細胞など)を行うことが可能な、厚生労働省に認可されたGCTP基準を持つセンターです。消化器・移植外科、形成外科、呼吸器・膠原病内科、血液内科などの医師が参加し、次世代の最先端医療である細胞移植治療・治験を行うことが可能な体制となっています。

当センターは徳島大学病院・中央診療棟4階の手術室・集中治療部に直結する場所に位置し、移植医療にとって最短のアクセスが可能となっています。また、センター内には各種幹細胞由来細胞製剤および免疫細胞療法用細胞製剤・体細胞由来細胞療法製剤の加工・製造を行うために、2つの異なるグレード環境下の培養施設を完備しています。また、設備内のすべての環境モニタリングは電子制御され、24時間体制で連続モニタリングが可能なほか、緊急時対応に備えリモートモニタリング監視システムおよびアラートシステムを強化することによって万全な安定稼働を目指しています。本施設は、平成27年4月24日付で、中国四国厚生局より「再生医療等の安全性の確保等に関する法律第35条第1項」の規定による特定細胞加工物製造施設としての届け出を行っています。

当センターにおいては、形成外科による多血小板血漿治療の細胞調整が開始されたほか、消化器・移植外科によるFirst-in-human試験となる脂肪由来幹細胞より分化誘導したinsulin-producing cell自家移植(医師主導治験)、血液内科による患者自身の免疫システムを利用したがんを攻撃する治療(CAR-T療法)などが順次計画されています。センター設立後はここを中心にそれぞれの医師が連携し、将来的には再生医療技術を用いて統合的な治療を行い、自院だけではなく他施設にも製品を供給するなど、将来的に大きく発展し、四国のみならず日本を牽引していく施設として期待されています。

再生医療細胞調整センターとは

トピックス

  • 2024年7月
    広報誌「徳大病院ニュース-SiDE YOU-vol.2」に当センターが取り上げられました。(掲載ページ:p.7『医療現場の最前線』)
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