患者さん向け

「徳島大学病院フォーラム2010春~腰痛・がん~」を開催しました

 平成22年2月13日、本院でNPO法人徳島医学研究会・教育支援機構及び社団法人徳島新聞社との共催により、「腰痛とがん」をテーマに、市民公開講座「徳島大学病院フォーラム2010春」をあわぎんホールにおいて開催し、約800名の県民が参加されました。
 今回のフォーラムは前回のアンケートで特に要望の多かった「腰痛」、「がん」をテーマに二部構成で開催することとなりました。
 香川征病院長の挨拶に始まり、前半は『腰痛総論』『腰痛の手術』と題して、加藤整形外科副課長が講演を行いました。続いてリハビリテーション部の高田副部長、中尾理学療法士の骨粗鬆症を原因とする腰痛についてや、腰痛予防のための具体的な運動療法についての講演があり、参加者は熱心にメモを取っていました。
 後半はがん診療連携センター宇都宮センター長司会のもと、『切らずに治すがん治療』と題した同センター生島副センター長の講演に始まり、続いて同センター古本副センター長、同センター緩和ケア部門蔭山部門長、食道・乳腺甲状腺外科長尾助教が、昨年から国内のワクチン接種が始まった子宮頸がんの予防のほか、女性がかかるがんを代表する乳がんの最新医療、また、緩和ケアについての講演を行いました。
 本フォーラムは県民の健康の増進と医療に対する意識の向上の一助になることを目的として今回で四度目の開催。年々県民の関心が高まる中、今回も盛況のうちに終了することが出来ました。

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