患者さん向け

徳島大学病院で四国初の手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入しました

本院は、11月17日、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を四国で初めて導入したことについて記者発表を行いました。会見では、安井夏生病院長の挨拶の後、金山博臣副病院長より「ダ・ヴィンチ」導入の経緯や泌尿器科での手術例について説明を行いました。
「ダ・ヴィンチ」とは最先端の手術支援ロボットで、ロボット部と操作部、助手用のモニターなどで構成されており、手術者は3Dモニター画面を見ながらロボットアームを遠隔操作して患部の切除や縫合などの手術が行えます。「ダ・ヴィンチ」を用いたロボット手術のメリットとして、患者さんへの負担が少なく入院期間が短縮できること、三次元(立体)の鮮明な画像で手術が可能なこと、人間の手首以上の可動域を持ち精緻な手術が行えることが挙げられます。
これまでに泌尿器科で2例の手術を行い、いずれも順調に回復されており、今後、他診療科でも導入に向けて進めていると発表しました。

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