患者さん向け
小児の脳死判定シミュレーションを実施しました
平成22年7月12日、本院で、小児の脳死患者からの臓器提供についてシミュレーションを実施しました。これは、7月の改正臓器移植法の施行で、小児からの臓器提供が可能となることに伴い、小児の脳死判定基準が新しく示されたことによるものです。
シミュレーションでは、社団法人日本臓器移植ネットワークから派遣された移植コーディネーターの協力を得て、脳死判定医、関連医師、看護師、検査技師、そして保護者役の職員も参加し、脳死判定の流れや家族への説明、警察との連携などの流れを確認しました。
関係者全員が確認事項、伝達経路などを一つひとつチェックしながら、実際の臓器提供発生時に備え、迅速かつ適切な対応が可能となるよう訓練に励みました。