(R02-001)手術ありの患者の肺血栓塞栓症予防対策実施率(リスクレベルが中リスク以上)
指標定義(分母) | 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」リスク以上の手術を全身麻酔・硬膜外麻酔・腰椎麻酔のいずれかで実施した退院患者 |
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指標定義(分子) | 肺塞栓症予防管理料もしくは抗凝固療法(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法のいずれか、または2つ以上)が算定された患者数 |
【考察】
徳島大学病院においては、9割以上の患者が肺塞栓予防管理を行っており、2023年度には全国平均を上回る状態で行われています。ただし、この差異に統計学的な有意差があるのかは疑問があり、むしろ、経年で徳島大学病院の結果が緩やかに減少している事実を今後注視していく必要があります。
徳島大学の数値と全大学平均との比較