(R02-002)75歳以上退院患者の入院中の予期せぬ外傷性頭部損傷発生率

指標定義(分母) 入院契機病名が外傷ではない75歳以上の退院患者数
指標定義(分子) 入院後発生疾患名に外傷性頭部外傷病名が登録された患者数

算式:(分母のうち、外傷性頭部損傷(レベル3b以上)が生じた患者数 / 75歳以上の入院数)x100
考察:入院中の患者の転倒・転落は1~2%に生じるとされ、ADLの悪化、予後への悪影響を与えるため、医療安全管理上の大きな問題です。中でも頭部損傷はより重大な結果を招くとされ、その防止は継続的に取り組んでいかねばならない大きな課題です。徳島大学病院においては、極めて少ない数値で推移しており、適切な病棟管理・ケア・投薬が行われていると考えられます。この状態を保てるように更に適切なチーム医療体制を維持していきます。

徳島大学の数値と全大学平均との比較

徳島大学の数値と全大学平均との比較

徳島大学の数値と全大学平均との比較