- 食道悪性腫瘍術後の在院死亡率
- 食道悪性腫瘍手術後30日以上入院割合
- 食道悪性腫瘍手術後60日以上入院割合
- 食道悪性腫瘍手術患者における重度な併存疾患を有する患者割合
(R02-017)食道悪性腫瘍術後の在院死亡率
指標定義(分母) | 食道悪性腫瘍術を実施した退院患者数 |
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指標定義(分子) | 死亡退院患者数 |
【考察】
2020年度は全国平均より高い結果でした。死亡した1症例は、術後に重症肺炎を発症し、死亡に至りました。高齢で重複癌を含めた基礎疾患を有していたことが影響したと考えられました。
年間の母数が少ない手術ですので、母数の違いが指標値に大きく影響します。n=1が変化することで大幅に変化したように見えます。
徳島大学の数値と全大学平均との比較
(R03-010)食道悪性腫瘍手術後30日以上入院割合
指標定義(分母) | 食道悪性腫瘍術を実施した退院患者数 |
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指標定義(分子) | 在院日数が30日以上の患者数 |
【考察】
2022年度までは長期入院患者の割合が高く、これは対象患者における高齢者の割合が多かったことが原因の一つと考えられます。年次的に長期入院患者数は減少しており、食道外科専門医、内視鏡技術認定医など専門医のもとで手術成績の向上が図れられていることが推測されます。
徳島大学の数値と全大学平均との比較
(R03-011)食道悪性腫瘍手術後60日以上入院割合
指標定義(分母) | 食道悪性腫瘍術を実施した退院患者数 |
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指標定義(分子) | 在院日数が60日以上の患者数 |
【考察】
年次的に長期入院患者数が減少しており、食道外科専門医、内視鏡技術認定医を取得した専門医のもとで手術成績の向上が図れられていることが推測されます。
徳島大学の数値と全大学平均との比較
(R03-012)食道悪性腫瘍手術患者における重度な併存疾患を有する患者割合
指標定義(分母) | 食道悪性腫瘍術を実施した退院患者数 |
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指標定義(分子) | 厚生労働大臣が定める麻酔が困難な患者に全身麻酔を実施した入院患者数 |
【考察】
全体として母数が少ないため、重度の併存疾患を有する患者が全国平均より低いことが予想されました。
年間の母数が少ない手術ですので、母数の違いが指標値に大きく影響します。n=1が変化することで大幅に変化したように見えます。
徳島大学の数値と全大学平均との比較