診療紹介
当科では、「拡大切除・機能喪失から低侵襲・再生外科へ」をスローガンに、消化器外科でのロボット支援下手術の標準化や、肝移植をはじめ間葉系幹細胞から分化誘導した体細胞移植の臨床応用などを目指し、日夜研鐙を積んでいます。
<肝胆膵領域での治療>
①悪性疾患に対する集学的治療
3D画像解析による術前の詳細な検査に基づき、肝がん、胆道がん、膵臓がんの根治を目指した積極的な手術を行っています。また、進行度に応じて補助化学療法などの集学的治療を行い、進行癌の予後向上に取り組んでいます。ロボット・開腹・各々の利点を生かした手術アプローチを選択します。
②肝移植
非代償性肝硬変や劇症肝炎、肝細胞癌(ミラノ基準内)に対して、他の治療法による延命、救命が困難な症例に対し、生体肝移植を施行しています。また、移植後の肝炎ウイルス治療や肝細胞癌の移植後再発の防止、治療に取り組んでいます。
<消化管領域での治療>
①悪性疾患に対する治療
胃がん、大腸がんに対してはロボット支援下手術を標準手術として行っており、高難度手術も実施しています。
下部直腸がんに対しては術前化学放射線療法を施行しており、予後の改善、肛門温存に努めております。直腸がんの中でも特に腫瘍が肛門に近い症例に関しては、経肛門手術(TaTME)を導入し、確実な腫瘍の切除、肛門温存に努めております。
手術不能の進行がん、再発がん症例については化学療法、化学放射線療法を行い、奏功例に手術を導入する集学的治療を行っております。
②高度肥満症例に対する腹腔鏡下手術
中四国で初めて高度肥満症例に対する腹腔鏡下スリーブ手術を導入し、内科医師、栄養士、リハビリ、心理士など他職種との連携のもとで良好な成績を得ております。また術後もこれらの連携を行っており、患者さんのサポートをより強固なものにしています。




