受診をお考えの患者様へ
初診の方は必ず予約が必要です。
当院ではかかりつけ医院からFAX予約を取っていただくことを基本としております。予約を確定させてから、紹介状を持参してお越しください。
当院は高度医療を提供する「特定機能病院」に認定されておりますので、紹介状をお持ちでない場合には、指定の選定療養費をお支払い頂く必要があります。
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徳島大学病院、初診の方
医師の指名は原則出来ませんのでご了承ください。
入院治療は、それが望ましい場合に、本人または家族の同意を得て行っています。
病状、治療適性、通院の便などを総合的に考慮して地域の病院を紹介することもあります。
rTMS治療(反復経頭蓋磁気刺激法)を始めました
rTMS(反復経頭蓋磁気刺激)とは規則的な磁気刺激を連続して行うことができるうつ病の治療法です。
うつ病によって脳本来の機能が低下している部位には興奮性の刺激を送り、過活動になっている脳部位には抑制性の刺激を送ることが可能です。これによって、うつ病の症状が改善することが期待できます。
rTMSはアメリカ、カナダ、ヨーロッパなど海外では2000年頃から行われていた治療法です。日本にも機械は輸入されていましたが、長年自費診療という形でしかrTMSを受けることはできませんでした。
2019年6月からは日本でもrTMSが保険適応になりました。保険診療のためには、決められた機器を用いて、決められたやり方で行う必要があります。当院では2022年に保険診療の適応となる機器(NeuroStar® TMS 治療装置, Neuronetics, Inc.)を導入し、うつ病の患者さんへ新たな治療の選択肢が提案できるようになりました。
詳しくは当科HPを御覧ください。 2022.10.27
摂食障害の教育入院を始めました
・食事がどうしても取れず、痩せてきている
・吐いたり下剤を使ったりして、食べ物を体から出さないと落ち着かない
・普通の食事量がわからず食べすぎてしまう
など、食事がうまく取れなくなる病気を「摂食障害」と言います。
摂食障害は、本人が「自分は病気だから、治療が必要だ」という意識を持ちにくいものです。私たちは、まず、患者さんやご家族の方に疾患のことをよく理解してもらうことが必要と考えています。そこで、徳島大学病院精神科神経科では教育入院のプログラムを開始しました。興味のある方は、主治医もしくは外来スタッフにお気軽にお問い合わせください。
対象:摂食障害の方(注1)
入院期間:2~4週間
入院期間中に行うこと:
朝昼夕の3食を規則正しく食べる練習をする
血液検査、心理検査を受ける
書籍を使用した心理療法および疾患教育を受ける
(書籍は自費購入(一冊3000円程度)です)
徳島大学病院栄養サポートチームによる栄養指導を受ける
(注1)BMI15以下の方、全身状態が悪い方、御本人が入院に納得されていない場合は教育入院の適応にはなりません。通常の入院をご検討ください。
その他、医師の判断で対象外とさせていただく場合がありますのでご了承下さい。
詳しくは当科HPを御覧ください。 2022.5.9
児童思春期外来を拡充しました
児童思春期外来初診を水曜と木曜の午前中に開設しており、専門医を中心に専門的診療を行っています。
未就学児から思春期まで幅広く診療しておりますが、学童期後半から思春期の受診が多いです。子ども達は症状の背景には本人の特性が関連していることも多く、それらの特性を評価することは治療方針や今後の成長を考える上で有用です。複数の検査を組み合わせて実施し、様々な視点からアセスメントしております。また、児童思春期は、家庭環境、学校環境など様々な因子から影響を受けやすいといったこともあるため、周囲の理解や環境調整を促すことも必要です。それらの結果を踏まえて、必要な治療を提案させていただいております(環境調整、心理療法、リハビリテーション、薬物療法)。当院のデイケアや作業療法は思春期に特化してはおりませんが、思春期でも参加しやすい雰囲気や環境になっております。また、週1回思春期向けの集団社会認知リハビリテーションプログラムも実施しております。
診察を希望される方は、精神科神経科外来(088-633-7128)で予約をとってください。
2022.3.28