診療紹介
地域産婦人科診療部は、徳島県が地域医療再生のために徳島大学に依頼し、設置した寄付講座です。現在、徳島大学産科婦人科と協力して徳島県立海部病院の産婦人科を運営しています。診療は大学と遜色ないレベルを維持していますが、分娩については産婦人科医が1名、小児科・麻酔科医師不在などの理由により緊急を要する症例には対応が難しい状況です。これは全国のいたるところで起こっている問題で、地域産婦人科診療部では、いかに地域医療を構築するか研究しています。
◆診療体制◆
特任准教授1名、特任講師1名、特任助教1名の3人体制で、大学の産婦人科教室と協力しながら県立海部病院で産婦人科の診療を行なっています。
◆目的◆
1)他の産婦人科病院との連携
2)高い診療レベルを維持するための専門医との連携
3)看護師や助産師の研修システムの構築
4)緩和治療における在宅や診療所とのネットワークの構築
5)住民向けの講演や患者教室の開催。
7)医学生や研修医の地域医療に関する教育