患者さん向け
「徳島大学病院フォーラム2011春~脳疾患・がん~」を開催しました
平成23年2月12日、本院では徳島新聞社との共催により、「脳疾患・がん」をテーマに、市民公開講座「徳島大学病院フォーラム2011春」をあわぎんホールにおいて開催しました。
病院長の挨拶の後、第一部は「脳卒中の予防と治療」と題した講演を行い、脳卒中予防の十か条を阿波弁で紹介。また、脳疾患と深い関わりのある認知症や、脳腫瘍などの治療についての講演が続き、約800名の参加者は熱心に聞き入っていました。
第二部は、がん診療連携センター長司会のもと、前立腺がん、肺がん、胃がん、肝がんといった「男性に多いがん」をテーマに、それぞれの専門医が外科的、内科的見地から最新の診断・治療について講演を行いました。「肝がんで死なないために」と題した講演では、「まず自分が肝がんになりやすいかどうかを調べ、早めに治療を受けることが重要」と強調しました。
短時間で様々な疾患を取り上げ、内容の濃い講演会となったため、県民の皆さんが幅広い知識を得、病気の早期発見につなげることが期待できる貴重な機会となりました。