患者さん向け
「徳島大学病院フォーラム2013秋」を開催しました
平成25年10月14日、本院は、ホテルクレメント徳島において、市民公開講座「徳島大学病院フォーラム2013秋」を開催し、約750名の県民の方々に参加いただきました。
本年で第5回目となる今回は、安井夏生病院長の挨拶に始まり、テーマを「高血圧を正しく知って元気で長生き!」と題し、佐田政隆本院循環器内科長、濵田康弘本院栄養部長、三浦哉大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授、岡久玲子大学院ヘルスバイオサイエンス研究部講師、松岡博昭宇都宮中央病院院長による講演の中で、高血圧による心筋梗塞や脳梗塞などの危険性や栄養療法の重要性、高血圧・動脈硬化を予防するための運動プログラム等、高血圧について様々な見地からの説明があり、それぞれの講演に参加者は真剣に耳を傾けていました。
会場では、塩分0.8%と0.6%のみそ汁を飲み比べるコーナーや、血圧測定コーナー及び踏み台を使ったステップ運動を体験できるコーナーを設け、講演の合間に多くの方々が参加していました。
現在、食生活の西欧化、運動不足などから生活習慣病が大変問題視されていますが、そのなかでも高血圧は最も多い病気です。日本では約4,000万人が罹患しており、しかもその大部分の人たちが高血圧の真の怖さを知らないでいます。「徳島大学病院フォーラム秋」は、生活習慣病に焦点をあて、正しい医学情報を県民に届けることを目的に開催しています。