器具使用比と中心静脈ライン関連血流感染発生率(Central line-associated bloodstreasm infection: CLABSI)

15-3.中心静脈ライン関連血流感染発生率

算式:JHAISに準拠した検査確認された血流感染の患者数 / 1年間の入院患者における延べ中心ライン使用日数
定義:ICUにおける患者
考察:CLABSIを発症した患者は重症化し易く、死亡率も高いと報告されている一方で、医療機関の予防策の実施によって約70%が予防可能とも考えられています。当院では、感染率は全国参考値より極めて低い値であり、適切に対応していると言えます。更に感染率を抑制するように感染制御を行います。ただし、年次的に増加してきているとも言え、注意を怠らないように進めて行きます。

中心静脈ライン関連血流感染発生率

(実データ:単位は%)

2020年度: 0.0012
2021年度: 0.0027
2022年度: 0.0034
参考値: 1.63
(日本環境感染学会JHAIS委員会 医療器具関連 感染サーベイランス)