誤薬発生率

13. 誤薬発生率

算式:(入院患者の内服に関する患者影響度1以上の件数 / 延べ在院患者数)x100
考察:薬を投与する際には、幾重ものチェックを行うこと(医師・薬剤師・看護師)や、誤薬を防止するシステムを整備することが重要です。誤薬発生率は誤薬の原因であるヒューマンエラーの指標と考えられます。徳島大学病院においては、これが年次的に低下し、全国中央値より低い値となっています。これは以前のQIの高い誤薬率から、安全管理部・薬剤師GRMを中心に、薬剤研修参加率・安全管理者養成研修修了者を増加させることでこの値が低下してきたものと考えられます。この傾向を維持し、更に高い医療の質を目指して参ります。

誤薬発生率

(実データ:単位はパーセント)

2020年度: 0.37
2021年度: 0.28
2022年度: 0.24

全国参考値*:0.33
(一般社団法人 日本病院会 2018年度QIプロジェクト)