MRSA感染
15-1.MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)分離率
算式:MRSA検出患者数(入院)/ 検体提出患者数 x100 (%)
定義:・厚生労働省・院内感染対策サーベイランスと同一算出様式
・持ち込みか院内発症かを問わない
考察:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は重症の皮膚・軟部組織感染症、血流感染、肺炎、腸炎などを生じ、患者さんの死亡率・入院期間延長に悪影響を及ぼすばかりか、医療費も圧迫するとされています。また、不適切な抗菌薬使用、汚染された手指・器具を介して感染伝播することから、院内の感染制御を示す指標として重要です。当院ではほぼ全国平均値か低い値で推移しており、今後も更に効果的な感染制御を目指して参ります。