• 退院後30日以内の予定外再入院率
  • 退院後3日以内の予定外再入院率

(R02-004)退院後30日以内の予定外再入院率

指標定義(分母) 生存退院患者数
指標定義(分子) 30日以内の予定外再入院患者数

算式:(30日以内の予定外再入院患者数 / 生存退院患者数)x 100
考察:退院時の治療が不十分ではないか、また、回復が不完全な状態で早期退院を強いていないかといった指標となります。ただし、同一疾患での再入院に限定していないため、回復の不完全さ・療養指導の不足・地域連携の不足など直接の医療の質に関わる要素以外にも、地域性(入院患者の年齢・疾患)、社会的背景等の様々な要因によって影響されるため、直ちに全国平均と比較は難しいと考えられます。ただし、徳島大学病院では、地域性(他地域より高齢化が進んでいる)にも関わらず、全国平均値とほぼ同等の値であり、2023年度に緩やかに上昇しているため、今後の傾向を注視していきます。

徳島大学の数値と全大学平均との比較

徳島大学の数値と全大学平均との比較

徳島大学の数値と全大学平均との比較

(R02-005)退院後3日以内の予定外再入院率

指標定義(分母) 生存退院患者数
指標定義(分子) 3日以内の予定外再入院患者数

算式:(3日以内の予定外再入院患者数 / 生存退院患者数) x100
考察:退院時の治療が不十分ではないか、また、回復が不完全な状態で早期退院を強いていないかといった指標となります。この数値が低いほど、患者が十分な治療を受けて退院していること、また、十分な退院指導を受けていることを示します。徳島大学病院では全国平均とほぼ同等の値を維持している状況であるものの緩やかな変動があり、多因子から原因の特定を行います。

徳島大学の数値と全大学平均との比較

徳島大学の数値と全大学平均との比較

徳島大学の数値と全大学平均との比較