予期せぬ外傷性頭部損傷発生率

10.75歳以上の患者の入院中の予期せぬ外傷性頭部損傷発生率

算式:(分母のうち、外傷性頭部損傷(レベル3b以上)が生じた患者数 / 75歳以上の入院数)x100
考察:入院中の患者の転倒・転落は1~2%に生じるとされ、ADLの悪化、予後への悪影響を与えるため、医療安全管理上の大きな問題です。中でも頭部損傷はより重大な結果を招くとされ、その防止は継続的に取り組んでいかねばならない大きな課題です。徳島大学病院においては、極めて少ない数値で推移しており、適切な病棟管理・ケア・投薬が行われていると考えられます。この状態を保てるように更に適切なチーム医療体制を維持していきます。

75歳以上の患者の入院中の予期せぬ外傷性頭部損傷発生率

(単位はパーセント)

2020年度: 0
2021年度: 0.03
2022年度: 0

全国参考値*:0.056% (DPC 調査研究班のデータ※、2018年)

※ 仁科 亮一郎ら、医療の質 ・ 安全学会誌 Vol.15 No.1 pp3-12(2020)